現代供養とともに進化する骨壺選び──九谷焼素焼き骨壺が“今”選ばれる理由

九谷屋のブログへようこそ。

弊社は大正12年の創業以来、九谷焼をはじめとする工芸品の専門店として、長年にわたり皆様のご供養に寄り添ってまいりました。
当ブログでは、伝統に培われた焼物の魅力と、現代の暮らしに役立つ知識を、分かりやすくお届けしております。

今回のテーマは、「現代供養とともに進化する骨壺選び──九谷焼素焼き骨壺が“今”選ばれる理由」です。

 

■多様化する現代の供養スタイル

かつて、供養といえば「お墓に納骨してお参りする」ことがごく当たり前でした。しかし、社会の変化や価値観の多様化とともに、供養の形も実にさまざまに広がっています。
たとえば、樹木葬や海洋散骨といった自然に還るスタイル、永代供養や納骨堂の利用、ご自宅での手元供養、さらにはペットと共に過ごす新しい形まで。
ご家族ごとに異なる願いがあり、「どのように大切な方を偲ぶか」を自由に選べる時代になりました。

■“想い”を受けとめる骨壺の役割

供養の選択肢が増えた今、骨壺に求められる役割もまた大きく広がっています。
「できるだけ長く遺骨を守りたい」「自然に還したい」「暮らしの中でそっと偲びたい」──
そうした一つひとつの想いを受けとめるのが、現代の骨壺です。

単なる器としての役割だけでなく、ご遺族の心を支え、生活空間に静かに馴染む佇まいも重要視されるようになりました。

■“九谷焼素焼き骨壺”が選ばれる理由

こうした多様な供養の中で、なぜ九谷焼素焼き骨壺が今、あらためて選ばれているのでしょうか。
その答えは、「伝統工芸のもつ確かさ」と「現代の暮らしに寄り添うやさしさ」にあります。

1. 呼吸する素焼き──自然に還るやさしさ

素焼きは、表面に釉薬をかけずに仕上げるため、陶器本来の“呼吸する力”がそのまま残ります。
余計な湿気をため込まず、ご遺骨を自然な状態で保ちやすい特性は、高温多湿の日本の風土にもぴったり。
また、樹木葬や自然葬のような“土に還す”供養にも、素焼き骨壺は最適です。

2. 暮らしに馴染む美しさ──手元供養にもふさわしく

九谷焼といえば、花坂陶石を用いたなめらかな質感と、古来より受け継がれる絵付けの美しさが魅力です。
現代の住宅や仏壇にも自然と溶け込むデザインは、ご自宅での手元供養や、小さな仏壇にもふさわしい品格があります。

ひとつひとつ職人が仕上げた骨壺は、シンプルな中にも静かな存在感を放ち、暮らしの中にそっと“祈り”の場をつくってくれます。

3. 一点物の安心感──オーダーメイドの対応力

久谷屋では、伝統技法に加え、ご希望に合わせたサイズや意匠、名入れ・絵付けも承っています。
「世界で一つだけの骨壺を」とお考えの方にも、細やかに寄り添える体制を整えております。

■未来に伝えたい“ものづくり”の供養

骨壺は、ただご遺骨を納めるだけの器ではありません。
大切な方への想い、受け継がれる心、そしてご家族の祈りを形にする“ものづくり”でもあります。

九谷焼の素焼き骨壺は、百年を超える伝統の中で磨かれた技と、現代人の暮らし・価値観をつなぐ架け橋です。

変わりゆく供養のかたちの中で、変わらない“心”を、これからも大切に守り続けてまいります。

お読みいただき、ありがとうございました。

久谷屋では、北陸の伝統工芸・九谷焼の素焼き骨壺を、一品一品心を込めてお届けしています。
ご自宅用、納骨用、自然葬やペット供養まで、どうぞお気軽にご相談ください。

(宮内庁にも携わった作家による良質な骨壺を、お求めやすい価格で取り揃えております。ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。)

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